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AI議事録作成ツールおすすめ15選!無料ツールの比較や選び方を徹底解説

🕒 議事録作成に追われる日々は終わり!AIが会議を進化させる理由

会議後の議事録作成に多くの時間を費やし、「議論に集中できなかった」という経験はありませんか。

AI議事録作成ツールは、こうした悩みを根本から解決し、会議のあり方そのものを進化させます。

 

AIが会議を進化させる理由は、主に以下の3点に集約されます。

 

  • 1. 圧倒的な工数削減とコア業務へのシフト AIによる自動化は、議事録作成にかかる時間を劇的に削減(工数削減)します。これにより捻出された時間を、本来注力すべき企画立案といったコア業務に充てられます。

  • 2. 「会議の質」の向上と情報共有の迅速化 メモを取る作業から解放され、参加者全員が議論に集中できるようになるため、「会議の質」が向上します。さらに、会議直後に高精度な議事録が共有されるため、情報共有のタイムラグがなくなり、迅速な意思決定は働き方改革にも貢献します。

  • 3. 決定事項の可視化とタスク漏れの撲滅 高い文字起こし精度だけでなく、AIが自動で要点抽出タスク管理まで行うツールも増えています。担当者しか内容を把握していない「会議のブラックボックス化」を防ぎ、誰が何をすべきかを明確にします。

         

これらの変革が、チーム全体の生産性向上に直結するのです。

 


「議事録作成」に関するよくある悩み

   

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会議が終わった後、録音データを聞き直しながらの「文字起こし」作業に、会議時間以上の工数を費やしていませんか。

この単純ながらも時間のかかる作業が、本来やるべきコア業務を圧迫しているのは、多くのビジネスパーソンが抱える共通の悩みです。

次に、会議中の「聞き逃し」を恐れるあまり、メモを取ることに必死で議論に集中できないという問題があります。

重要な意思決定の場で、発言や深い思考ができなければ、会議の質そのものが低下してしまいます。

さらに、作成された議事録の質が担当者によって異なり、要点の把握が難しい「属人化」も深刻な課題です。

これにより、関係者間での「認識の齟齬」や「タスク漏れ」が発生し、議事録の共有の遅れがプロジェクトの停滞を招くことさえあります。

 


  

AI議事録作成ツールが解決する3つの課題

AI議事録作成ツール3つの課題

     

AI議事録作成ツールは、先ほど挙げたような議事録作成の悩みを解決するために設計されています。

具体的には、以下の3つの大きな課題を解消できます。

第1に、圧倒的な「工数削減」を実現します。

会議の音声をリアルタイムで文字起こしし、AIが自動で要点抽出や要約まで行うため、作成時間が劇的に短縮されます。

これにより、担当者は本来注力すべきコア業務へ時間を使えるようになります。

 

第2に、「会議の質」そのものを向上させます。

AIが正確に記録を代行してくれるため、参加者はメモを取る作業から解放され、「議論に専念」できます。

結果として、会議への積極的な参加が促され、チーム全体の生産性が向上します。

  

第3に、会議後の実行漏れや認識のズレを防ぎます。

決定事項や「誰が・何を・いつまでに」といったタスクが自動で可視化され、情報共有の迅速化が図れます。

担当者による内容のバラツキ、すなわち「属人化の解消」にも繋がり、「タスク漏れ」を未然に防ぐことが可能です。

   


従来の文字起こしソフトとAI議事録作成ツールの違い

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「AI議事録作成ツール」と「従来の文字起こしソフト」は、似ているようで決定的な違いがあります。

その違いを理解することが、業務効率化への第一歩です。

  

従来のソフトは、会議の音声をテキスト化(文字に起こすこと)するのが主な役割でした。

しかし、そのテキストデータから要点を抜き出し、議事録として清書する作業は、結局人の手で行う必要がありました。

一方、AI議事録作成ツールは、自然言語処理(NLP)という技術を駆使し、文章の意味解釈まで行います。

これにより、ただ文字起こしするだけでなく、会議の要約機能を使って自動で要点を作成することが可能です。

最大の違いは、議事録作成の自動化を促進する付加価値にあります。

AIは「誰が」話したかを特定する話者識別や、決定事項を「タスク抽出」する機能を備えています。

    


❓ そもそもAI議事録作成ツールとは?

 

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AI議事録作成ツールとは、具体的にどのようなものでしょうか。

これは、単なる録音ソフトとは一線を画す、会議の生産性を飛躍的に高めるためのソリューションです。

  

AI議事録作成ツールは、主に3つの要素で成り立っています。

  • 1. 高度な「音声認識技術」による自動文字起こし   まず基本となるのが、会議中の発言をリアルタイムまたは録音データから高精度に文字起こし(テキスト化)する機能です。   これにより、手作業での書き起こしという膨大な手間を自動化します。    

  • 2. 「自然言語処理(NLP)」を活用したインテリジェントな機能   ここがAIツールの真骨頂です。 自然言語処理(NLP)(人が使う言葉をAIが理解・処理する技術)を用い、単語の意味や文脈を解釈します。 この技術により、「誰が」話したかを特定する話者識別や、議論の要約、決定事項や「いつまでに誰がやるか」といったタスク抽出まで自動で行うことが可能です。     

  • 3. 迅速な「データ活用」と業務効率化の実現 最終的に、AIは議事録作成の負担をゼロに近づけ、業務効率化を実現します。 さらに、作成された議事録データは即座に共有可能で、検索も容易になるため、過去の議論の振り返りや迅速な意思決定にも役立ちます。

    


    

AI議事録作成ツールの主な機能

AI議事録作成ツールには、従来のソフトにはないインテリジェントな機能が多数搭載されています。 特に重要となる3つの主要機能を紹介します。

第1に、高精度な「リアルタイム文字起こし」機能です。 高い音声認識精度で会議の発言を即座にテキスト化し、「えー」「あのー」といった不要な言葉を自動で削除するフィラー除去機能も備えています。   

第2に、AIによる「自動要約」と「タスク(ToDo)抽出」機能が挙げられます。 長い議論の中からAIが自動で要点抽出を行い、簡潔な要約を作成します。 さらに、決定事項や「誰が・何を・いつまでに」といったタスクを自動でリストアップするため、実行漏れを防ぎます。   

第3に、「話者識別(ダイアライゼーション)」と「データ活用」機能です。 これは「Aさんの発言」「Bさんの発言」といった発言者を自動で特定する技術です。 作成された議事録は、キーワード抽出によるデータ検索が容易になり、URL一つで共有機能を使えるため、情報共有もスムーズになります。

  


導入するメリットおよび注意点・デメリット

  

メリット

注意点・デメリット

工数削減

AIの文字起こし「精度」は100%ではない

会議の質の向上

アウトプットの質は「録音環境」に大きく左右される

会議後の実行力とデータの資産化

セキュリティと「コスト」の確認が必須

AI議事録作成ツールの導入には、時間、会議中、会議後のそれぞれで大きなメリットが存在します。 これらを理解することで、導入効果を最大化できます。

第1のメリットは、圧倒的な「工数削減」です。 会議後の文字起こしや清書にかかる時間がほぼゼロになり、担当者は本来取り組むべき「コア業務」にリソースを集中させられます。

第2に、「会議の質」そのものが向上します。 AIが正確に記録を代行するため、参加者はメモを取る作業から解放され、「議論に集中」できるようになります。 これにより、聞き逃しを恐れることなく、活発な意見交換が促進されます。

第3のメリットは、会議後の実行力とデータの資産化です。 決定事項やToDoが明確に抽出されるため、「タスク漏れ防止」に直結し、「情報共有の迅速化」も実現します。 さらに、議事録データは「ナレッジ蓄積」として資産化され、後から「検索性」高く活用できる点も大きな強みです。

             

AI議事録ツールは非常に便利ですが、万能ではない点を理解しておく必要があります。

導入前に確認すべき主な注意点を3つ紹介します。

第1に、AIの文字起こし「精度」は100%ではないことです。

特に「専門用語」や早口、固有名詞は誤認識する可能性があるため、最終的な「手修正」は発生すると認識しておきましょう。

    

第2に、アウトプットの質は「録音環境」に大きく左右されます。

マイク性能」が低い、あるいは雑音が多い環境では、AIの認識精度も著しく低下してしまいます。

   

第3に、セキュリティと「コスト」の確認が必須です。

会議の「機密情報」を外部のAIに渡すため、自社の「セキュリティポリシー」に準拠しているか、「ISMS認証」の有無や「情報漏洩リスク」を事前に確認しなくてはなりません。

   


🔎 【失敗しない】AI議事録作成ツールの選び方5つの重要ポイント

どのAI議事録作成ツールを選ぶべきか

AI議事録作成ツールは非常に多く、自社に最適なものを選ぶための「選定基準」が重要です。

無料トライアル」があるからと安易に導入すると、求めていた機能がなく失敗する可能性があります。

  

導入後に後悔しないため、特に重視すべき観点は以下の3つです。

  • 1. 「導入目的」と「機能要件」が合致しているか 「高精度な文字起こし精度」を最優先するのか、それとも「要約やタスク抽出」までを機能要件とするのか、導入目的を明確にします。    

  • 2. 既存の「利用シーン」やツールと連携できるか ZoomやMicrosoft Teamsなど、既存の「連携ツール」でスムーズに使えるかは重要です。 「利用シーン」に合わないと、かえって手間が増えることもあります。    

  • 3. 「セキュリティポリシー」を満たしているか 社外秘の情報を扱うため、「ISMS認証」の有無など、自社の「セキュリティポリシー」をクリアできるかは必須の確認項目です。

          

これら3つの観点を軸に、費用対効果(ROI)も見極めながら比較検討することが、失敗しないツール選びの鍵となります。


【精度】文字起こしの精度は十分か?

 

AI議事録ツール選びで最も重要なのが、文字起こしの「精度」です。

この認識率が低いと、AIによる要約やタスク抽出も不正確になり、結局「手修正」に時間がかかってしまいます。     

精度を見極めるには、以下の3点を確認してください。

  • 1. 搭載されている「音声認識エンジン」の性能 ノイズが多い環境や早口な議論など、実際の録音環境に近いデータで試すことが不可欠です。    

  • 2. 「専門用語」や社内の「固有名詞」への対応力 業界特有の用語や商品名を正しく認識できるかは重要です。 頻出する単語をAIに学習させる「辞書登録機能」の有無が、実用的な精度を左右します。    

  • 3. 「話者識別」の精度 複数の参加者がいる会議で、「誰が」発言したかを正しく区別できるかも確認しましょう。 これが不正確だと、議事録として機能しません。

                 

【機能】目的に合った機能が揃っているか?

  

AI議事録ツールは多機能ですが、自社の「導入目的」に合わない機能はコスト増につながるだけです。 文字起こし精度だけでなく、「どのレベルまで自動化したいか」で必要な機能を見極めましょう。    

重視すべき機能は、以下の3点です。

  • 1. 「自動要約」と「タスク抽出」のレベル自動要約」や「要点抽出」は必須機能と言えます。 さらに、「タスク(ToDo)抽出」までAIが担うと、会議後の実行漏れを大幅に減らせます。    

  • 2. 「編集機能」と「フィラー除去」 AIが生成したテキストは、必ず人の目で確認・修正するため、「編集機能」の使いやすさが実用性を左右します。 「えー」といった無意味な発言を消す「フィラー除去」機能の有無も、清書の工数に影響します。    

  • 3. 利用シーン別の「特化機能」 営業活動が目的なら、会話を分析する「商談分析」機能が役立ちます。 また、グローバル会議が多い場合は、「リアルタイム翻訳」機能が必須となるでしょう。

          

【連携】既存のWeb会議ツールと連携できるか?

 

AI議事録ツールの導入効果は、既存の「業務フロー」にどれだけ「シームレス」に組み込めるかで決まります。 連携が悪いツールを選ぶと、かえって「手作業の発生」を招くため注意が必要です。    

チェックすべき連携ポイントは、主に以下の3点です。   

  • 1. 主要な「Web会議ツール」との連携 現在利用中の「Zoom」「Microsoft Teams」「Google Meet」と直接連携できるかは最低限の確認事項です。 会議にAIが自動で参加(Bot参加)するタイプか、毎回設定が必要かを確認しましょう。    

  • 2. 「カレンダー連携」による運用の自動化 Googleカレンダー」やOutlookと連携し、予定された会議にAIが自動で参加する機能は非常に重要です。 この機能がないと、会議ごとの招待漏れが発生する可能性があります。    

  • 3. 議事録共有先(チャットやCRM)との連携 作成された議事録を「Slack」などに自動通知できると、情報共有が迅速になります。 営業部門であれば、商談記録を「CRM / SFA」(顧客管理・営業支援システム)へ自動連携できるかも、業務効率化の鍵となります。

             

【料金】コストパフォーマンスは良いか?

     

AI議事録ツールを選ぶ際、料金の安さだけで判断すると失敗します。 重要なのは、自社の利用頻度と「費用対効果」が見合っているかです。  

まず、料金体系が自社の使い方に合っているか確認しましょう。

月額費用が固定のプランか、利用する「ID数」や「利用時間」に応じた「従量課金」プランかを見極めます。

 

次に、無料プランの範囲を必ず確認してください。 「機能制限」や利用時間の上限がどこにあるかを知り、有料プランへの移行が必要か判断します。

 

最後に、支払う費用に対して「削減工数」(削減できる人件費や時間)がどれだけ見込めるかを試算することが、最も重要な判断基準となります。

       

【セキュリティ】法務・情報システム部が許可できる体制か?

 

AI議事録ツールは、会議という「機密情報」の塊を外部サービスに渡すことになります。 そのため、機能や価格以上にセキュリティ体制の確認が最優先事項です。

ツール選定時に法務・情報システム部と確認すべき、最低限の3つのポイントを紹介します。    

  • 1. 自社の「セキュリティポリシー」と「情報漏洩リスク」の照合 まず、導入候補のツールが自社の「セキュリティポリシー」(情報管理のルール)を満たしているかを確認します。 データの取り扱い方を明確にし、「情報漏洩リスク」を評価しなくてはなりません。  

  • 2. 「ISMS認証」の有無とデータの管理体制 客観的な信頼性の指標として、「ISMS認証」(情報セキュリティ管理の国際規格)を取得しているかを確認しましょう。 また、通信や保存時の「データの暗号化」は万全か、「データ保存場所」が国内サーバーかも重要な判断基準です。   

  • 3. データが「AIの学習データ」として利用されないか 入力した会議内容が、ベンダーの「AIの学習データ」として二次利用されないかは必ず確認してください。 許可なく学習に利用されない設定(オプトアウト)が可能か、利用者以外の「アクセス制御」が徹底されているかをチェックします。

          

📊 【徹底比較】おすすめAI議事録作成ツール15選

AI議事録作成ツールは国内外で非常に多くの選択肢があり、どれが自社に最適か「比較検討」するのは難しいものです。 「選定ポイント」で解説した内容を踏まえ、ここでは「導入目的」や「利用シーン」に合わせて厳選した15のツールを紹介します。

膨大な情報から最適なツールを見つけやすくするため、以下の3つの主要カテゴリに分けてご紹介します。    

  • 1. 無料プランが充実しているツール個人利用」や、まずはチームで「コストパフォーマンス」を試したい方向けの「無料プラン」が中心です。    

  • 2. 法人向け・高機能ツール セキュリティ」やチームでの「機能性」を最重視する「法人向け」の「有料プラン」が前提のツールです。   

  • 3. 【目的別】特定シーンに強いツール 商談分析や多言語対応など、特定の目的に特化したツール群です。

       

まずはこの後の比較表で全体の機能と料金を把握し、ご自身の目的に近いカテゴリから読み進めてください。

    

🆓 まずは試したい!無料プランが充実しているおすすめツール5選

 

AI議事録作成ツールの導入を検討する際、いきなり有料契約を結ぶのは「導入ハードル」が高いものです。

まずは「コストをかけずに」AIの性能を「お試し」できる、「無料プラン」が充実したツールから始めるのが賢明です。

   

無料プランを選ぶ際に確認すべき点は、主に以下の3つです。

    

  • 1. 「機能制限」の範囲利用時間の上限」(例:月60分まで)や、要約・話者識別機能の有無など、無料で使用できる範囲を明確に把握します。

  • 2. 「文字起こし精度」の実用性 自社の会議(Web会議、対面、専門用語の多さ)において、AIの「文字起こし精度」が修正の手間を減らせるレベルにあるかを、実際のデータで検証します。

  • 3. 「個人利用」やPoC(概念実証)への適性個人利用」や、チーム導入前の「PoC(概念実証)」(導入前の小規模な検証)として十分な機能を備えているかを確認します。「有料プランとの違い」がどこにあるのかを理解しておくことも重要です。

       

ここでは、これらの観点を満たし、無料でも実用性の高いおすすめツールを5つ厳選して紹介します。

  

1. tl;dv (ティーエルディーブイ)

ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールと連携し、録音と文字起こしを「時間無制限」で無料利用できる点が最大の魅力です。 会議中の重要な瞬間にピンポイントで「タイムスタンプ」を押すことができ、後から「その話題の箇所だけ」を動画と文字で瞬時に振り返ることが可能です。 海外製ツールですが日本語の認識精度も高く、何より「会議の全編をコストを気にせず保存できる」ため、議事録作成のバックアップ用としても最適。 AIによる要約機能などは有料ですが、単なる記録ツールとしては無料枠でも最強クラスのコストパフォーマンスを誇ります。

2. CLOVA Note (クローバノート)

LINEなどを運営するNAVER社が提供する、スマホアプリ特化型のAIボイスレコーダーです。 最大の特徴は、「対面会議」における圧倒的な使いやすさと、複数人の声を識別する「話者分離」精度の高さにあります。 スマホを机の真ん中に置いておくだけで、「Aさん」「Bさん」と発言者を区別しながらチャット形式で記録してくれるため、誰が何を言ったかが一目瞭然です。 現在はベータ版として提供されており、月間300分まで無料で使用できるため、外出先での打ち合わせやインタビューの記録に重宝します。

3. ユーザーローカル音声議事録システム

Webブラウザ上で動作するため、専用アプリのインストールや会員登録が不要という、「手軽さ」と「安全性」を極めた完全無料ツールです。 「社内規定で勝手にソフトをインストールできない」という環境でも使いやすく、マイク入力をONにするだけですぐに文字起こしを開始できます。 作成されたテキストデータはCSV形式でダウンロード可能で、特定の単語を登録する「単語登録機能」も搭載されています。 高度なAI要約機能はありませんが、シンプルに「発言をテキスト化して保存したい」というニーズには、コストゼロで完全に応えてくれます。

4. Otter.ai (オッター)

「英語の会議」があるなら、迷わず選ぶべき世界的なスタンダードツールです。 日本語には対応していませんが、英語の音声認識精度は他ツールを圧倒しており、専門用語が飛び交うグローバル会議でも正確にテキスト化します。 リアルタイムで流れるように文字起こしされる様子は圧巻で、聞き取れなかった単語をその場で目で見て確認する「字幕代わり」としても活用可能です。 無料プランでも月300分(1回30分まで)利用できるため、海外チームとの定例会議や、英語のウェビナー記録用として個人の強い味方になります。

5. Notta (ノッタ)

日本語の音声認識精度が極めて高く、Web版とスマホアプリ版の同期がスムーズで使い勝手が良い、国内で利用者が急増中のツールです。 「リアルタイム文字起こし」だけでなく、既に録音した音声ファイルのインポートや、Web会議の録音など、あらゆるシーンをこれ一つでカバーできます。 無料プランでも月120分までのリアルタイム文字起こしが可能で、AIによる自動要約機能の品質も高いため、「要点だけ掴みたい」という時にも便利。 個人利用からスタートし、気に入ったらチームプランへ移行するという使い方がしやすく、ビジネスパーソンの「最初の1本」として推奨されます。

   

    

🏢 チーム利用・法人向け 高機能おすすめツール5選(セキュリティ重視)     

法人向け」のツール選定では、無料プランや個人向けツールとは異なり、「セキュリティ」と「管理機能」が最優先の判断基準となります。

機密情報」を扱う会議データを、全社で安全に活用するための機能が求められます。

  

チーム利用」や「全社導入」を成功させるために、特に確認すべき3つのポイントに沿って、高機能なツールを厳選しました。

  

  • 1. 厳格な「セキュリティポリシー」への対応 ここで紹介するツールは、「ISMS認証」の取得はもちろん、特定の場所からのみアクセスを許可する「IPアドレス制限」など、高度なセキュリティ要件に応えます。 中には、外部サーバーを経由しない「オンプレミス対応」(自社サーバー内での運用)が可能なものもあります。   

  • 2. 組織としての「ガバナンス」と「アカウント管理」 誰がどのデータにアクセスできるかを制御する「アカウント管理」機能や、利用状況を把握する管理機能が不可欠です。 これにより、組織全体の「ガバナンス」を維持しつつ、安全な情報共有を実現します。    

  • 3. 業務システムとの「高度な連携」 単なる議事録作成にとどまらず、営業部門では「CRM/SFA連携」(顧客管理システム連携)、開発部門では「API連携」による業務自動化が可能です。 これにより、議事録データをビジネスの資産として最大限活用できます。

   

1. スマート書記

累計利用社数6,000社以上、自治体や大企業での導入実績が豊富な、「日本の会議事情」を知り尽くした国産ツールです。 最大の特徴は、単に文字起こしをするだけでなく、その後の「議事録の編集・清書」作業を劇的に楽にする専用エディタ画面の使いやすさにあります。 音声を聞き直したい箇所をクリックするだけでピンポイント再生ができたり、決定事項をスタンプ感覚で挿入できたりと、作成者の工数削減を徹底追求。 セキュリティ対策も万全で、ISMS認証はもちろん、IPアドレス制限など法人運用に必要な管理機能が網羅されています。

2. AmiVoice ScribeAssist (アミボイス スクライブアシスト)

音声認識市場シェアNo.1の技術を搭載し、「インターネット未接続(オフライン)」でも動作するインストール型ソフトです。 音声データが外部のクラウドサーバーに一切送信されないため、機密情報や個人情報を扱う金融機関、医療現場、官公庁などでも安心して導入できます。 ZoomなどのWeb会議システムの音声と、マイク入力の音声を同時に録音・文字化できるため、ハイブリッド会議にも柔軟に対応可能。 「クラウドのAIツールはセキュリティ規定でNG」という企業にとって、高精度な自動文字起こしを導入できる唯一無二の選択肢と言えます。

3. AI GIJIROKU (AI議事録)

Zoomとの連携機能が強力で、99.8%という驚異的な音声認識精度を誇る、高機能AIツールです。 特筆すべきは「業種別音声認識エンジン」を搭載している点で、金融、医療、建設、不動産など、専門用語が多い業界でも正確に文字起こしが可能です。 また、自身が話した内容をリアルタイムで他言語に翻訳して表示する機能もあり、外国人メンバーとの会議でもスムーズな意思疎通をサポート。 「専門用語の修正作業が面倒」と感じている専門職のチームにとっては、学習機能と辞書機能の優秀さが大きな助けとなります。

4. Rimo Voice (リモボイス)

日本語に特化した自然な文字起こし精度と、「スライド資料のような見やすさ」で共有できるUIデザインが特徴のツールです。 文字起こしされたテキストと音声データが完全にリンクしており、テキストをクリックするだけでその瞬間の音声を再生できるため、確認作業が非常にスムーズ。 URL一つで社外の人とも議事録を共有できる機能や、キーワード検索機能も充実しており、過去の会議の「言った・言わない」問題も即座に解決します。 チームのナレッジ共有(情報の資産化)を目的として導入する場合、その検索性と閲覧性の高さが大きなメリットになります。

5. TIMO Meeting (ティモミーティング)

単なる議事録作成ツールにとどまらず、「会議の準備」から「事後のタスク管理」までを一元管理する会議マネジメントツールです。 会議前にアジェンダ(議題)と時間を設定し、会議中はタイマーを見ながら進行、終了後は決定事項をそのままタスクとして登録する、という一連の流れをシステム化。 AIによる文字起こしと要約はあくまで機能の一部であり、本質的な価値は「ダラダラ会議の撲滅」と「決定事項の実行力強化」にあります。 「議事録を作る」ことよりも、「会議の生産性を上げて成果を出す」ことを重視するマネージャー層におすすめです。

            

💡 【目的別】特定シーンに強いおすすめツール5選

   

AI議事録ツールの中には、一般的な会議だけでなく、特定の業務シーンに特化して開発されたものが存在します。

ここでは、そうした特定のニーズに応えるツールや活用法を3つのカテゴリに分けて紹介します。

  

第1に、営業活動の効率化を目的としたツールです。

単なる議事録作成にとどまらず、「商談分析」(会話内容の評価やトーク比率の可視化)が可能で、「CRM連携」(顧客管理システムへの自動入力)機能を備えています。

  

第2に、グローバルな会議に対応するツールが挙げられます。

英語や中国語などが飛び交う会議でも、「多言語対応」のAIが認識し、高精度な「リアルタイム翻訳」を画面に表示できるものが増えています。

  

第3に、特定の環境や既存ツールを活用するソリューションです。

対面会議が多い場合は、高精度マイクを搭載した「専用ハードウェア」(ICレコーダー型)が有効です。

また、追加コストを抑えたい場合、「Web会議ツール標準機能」(Zoom AI Companionなど)や、文字起こしデータを「ChatGPT」で要約する方法も選択肢となります。

          

1. 【商談・営業】ACES Meet (エーセスミート)

営業組織のDXを推進するために開発された、「商談の成約率」を上げることに特化したAIツールです。 商談内容の自動記録はもちろん、話す速度、抑揚、会話の被りなどをAIが解析し、「トップセールスの話し方」と比較してフィードバックを行います。 SalesforceなどのSFA(営業支援システム)と連携し、商談結果を自動で入力する機能もあるため、営業担当者の事務作業負担を大幅に軽減。 「議事録を残す」だけでなく、「なぜ売れたのか(売れなかったのか)」を科学的に分析し、チーム全体の営業力を底上げしたい企業に最適です。

2. 【電話・CS】MiiTel (ミーテル)

IP電話機能とAI音声解析が一体化しており、電話営業(インサイドセールス)やコールセンター業務を可視化するツールです。 通話内容が全て自動で文字起こし・要約されるため、オペレーターが電話を切った後の記録作成時間を大幅に短縮できます。 さらに、「NGワードの発言有無」や「お客様とオペレーターの会話比率」などをスコアリングし、新人教育や品質管理(QC)にも活用可能。 電話対応という「ブラックボックス化」しやすい業務を透明化し、顧客対応の質と効率を同時に向上させるソリューションです。

3. 【ハードウェア】PLAUD NOTE (プラウドノート)

スマートフォンの背面にMagSafeで貼り付けて使用する、**世界最薄クラスのAIボイスレコーダー(ハードウェア)**です。 最大の特徴は「通話録音」に対応している点で、スイッチ一つでスマホの通話内容を高音質で録音し、アプリ経由で即座に文字起こし・要約が可能。 もちろん対面会議の録音も可能で、ChatGPT-4oと連携した要約機能を使えば、「マインドマップ形式」や「会議の重要ポイント」を一瞬で生成します。 外回りが多い営業担当者や、とっさの電話メモを残したいビジネスパーソンにとって、手放せないガジェットとなります。

4. 【Web会議標準】Zoom AI Companion

Zoomの有料ライセンスユーザーであれば追加料金なしで利用できる、Zoomに完全に統合されたAIアシスタント機能です。 別途ツールを立ち上げる必要がなく、会議中に「聞き逃したから今の部分を要約して」とチャットでAIに質問したり、終了後に自動で要約メールを受け取ったりできます。 新たなツールの導入稟議を通す必要がなく、セキュリティ面でもZoomの基準で管理されるため、企業として導入しやすいのが大きなメリット。 「まずは追加コストをかけずに、全社的にAIによる会議効率化を始めたい」という企業のファーストステップとして最適です。

5. 【汎用AI活用】ChatGPT (Team / Enterprise)

専用ツールではありませんが、録音した音声ファイルをアップロードし、プロンプト(指示文)で自由に議事録を作成させるという活用法です。 「箇条書きでまとめて」「課題とネクストアクションを表形式で抽出して」「初心者にもわかるように要約して」など、指示次第でアウトプットを自由自在に整形できるのが最大の強み。 特に「ChatGPT Team」や「Enterprise」プランであれば、入力データが学習に利用されないため、セキュリティを担保しながら利用可能です。 議事録のフォーマットが決まっていない場合や、特殊な形式でのまとめが必要な場合に、最も柔軟性の高い解決策となります。

                 


💡 もっと活用するために!AI議事録作成ツールの精度を上げるコツ

    

AI議事録作成ツールを導入しても、「精度」が低ければ実用的ではありません。 AIの「音声認識」能力を最大限に引き出し、「精度向上」を図るためには、ツール任せにしない利用者の工夫が不可開です。    

AIの精度を上げるために、今日から実践できる3つのコツを紹介します。    

  • 1. 「録音環境」の整備と「マイク性能」の確認 AIの精度は、入力される音声の質(録音環境)に最も大きく左右されます。 PC内蔵マイクではなく専用マイクを使う、「ノイズ」を減らすなど、「マイク性能」を見直すだけで認識率は劇的に改善します。    

  • 2. 「明瞭な発言」と「フィラー」の削減 参加者が早口すぎたり、声が重なったりするとAIは混乱します。意識的に「明瞭な発言」を心がけ、「えー」「あのー」といった「フィラー」(無意味なつなぎ言葉)を減らす運用も効果的です。   

  • 3. 「辞書登録機能」の活用によるAI学習 多くのツールには、特定の単語をAIに覚えさせる「辞書登録機能」が搭載されています。「固有名詞」(社名や商品名)や「専門用語」を登録することで、AIがそれらの単語を正しく認識するように「AI学習」が進みます。

           


【機材編】クリアな音声を録る(マイクの選び方・置き方)

  

AI議事録の精度は、入力される「音声品質」でほぼ決まります。 多くの人が使いがちな「PC内蔵マイク」は、キーボードの打鍵音やエアコンの音といった「ノイズ」を拾いやすく、AIが誤認識する最大の原因となります。  

精度を上げる最も確実な方法は、用途に合った「外部マイク」を導入することです。 これには大きく分けて2つの種類があります。   

  • 1. Web会議(個人参加)の場合 ヘッドセットや「単一指向性マイク」(一方向の音だけを拾うマイク)が最適です。 これにより、周囲の雑音を拾わず、自分の声だけをクリアにAIへ届けられます。   

  • 2. 対面会議(複数人参加)の場合 テーブルの中央に置く「全指向性マイク(360度マイク)」を選んでください。 これにより、どの席の発言者も均等な音量で録音できます。    

  • 3. マイクの置き方と距離 マイクは発言者との「マイクとの距離」が近すぎても遠すぎてもいけません。 また、高性能な「ノイズキャンセリング」機能付きのマイクを選ぶか、マイクを雑音源から物理的に遠ざけるだけでも、精度は格段に向上します。

              


【運用編】会議中の話し方(「えー」「あのー」を減らす)

良いマイクを準備してもAIの「認識率(精度)」が上がらない場合、原因は会議中の「話し方」にあるかもしれません。

AIの認識精度を最大化するためには、人間側にも少しの工夫が必要です。

    

AIが苦手とする話し方の代表例は、以下の3つです。

   

  • 1. 「フィラー」や「ノイズ」の多用 「えー」「あのー」といった「フィラー」(無意味なつなぎ言葉)は、AIにとって意図しない「ノイズ」となり、文章の区切りを誤る原因となります。     

  • 2. 「早口」や「発言の重複」 極端な「早口」や、複数の人が同時に話す「発言の重複」は、AIが音声を正しく分離・認識することを困難にします。これは特に「話者識別」の精度に悪影響を与えます。    

  • 3. 「明瞭な発言」の欠如 ボソボソとした話し方や、語尾が不明瞭な発言も精度低下を招きます。  

      

これらの対策として、会議前に「アジェンダ」を共有して論点を整理したり、司会者が「ファシリテーション」を徹底し、「明瞭な発言」を促したりする運用ルールが非常に効果的です。

      


【機能編】辞書登録機能(固有名詞・専門用語)の活用

AI議事録ツールの「認識精度(認識率)」を自社の業務内容に合わせて最適化(カスタマイズ)する最強の機能が、「辞書登録機能」です。 一般的なAIは、社内特有の「固有名詞」や「専門用語」を知らないため、これらが「誤認識」の最大の原因となります。     

この機能を活用して、事前に以下の3種類の単語をAIに登録しておくことが重要です。     

  • 1. 「専門用語」・「業界用語」 (例:特定の法律名、医療用語、IT用語など)

  • 2. 「固有名詞」(社名・商品名・サービス名) (例:自社の「商品名」や競合他社の名前など)

  • 3. 「人名・部署名」 (例:珍しい読み方の苗字や、独自の部署名など)      

       

これらの単語を登録することで、AIがそれらを優先的に認識するよう「AI学習」が進みます。 その結果、議事録の「手修正」にかかる工数が劇的に削減され、ツールの実用性が格段に向上するのです。


🙋‍♀️ AI議事録作成ツールに関するよくある質問(Q&A)

 

AI議事録作成ツールの導入前にクリアすべき主要な疑問点

AI議事録作成ツールの「導入検討」を進める中で、具体的な「疑問」や「不安」が出てくるのは当然のことです。

特に「コスト」面以外で、多くの方が共通して抱く質問(「Q&A」)について、ここで事前に解消します。

具体的には、以下のような導入前にクリアにしておきたい主要な3つの疑問点です。

     

  • ツールの「精度」は実用レベルなのか?

  • セキュリティ」は万全か。「情報漏洩リスク」はないのか?

  • スマートフォン対応」や会議の「途中参加」は可能か、といった具体的な「操作性」はどうか?

      

これらの点を事前に確認しておくことで、導入後のギャップを防ぐことができます。

    

Q1. AIの文字起こし精度は実際どれくらいですか?

A. ツールの進化により、AIの文字起こし「認識率」は非常に高まっていますが、「100%ではない」ことを理解しておくのが重要です。

ゼロから議事録を作る手間はなくなりますが、最終的な確認や「手修正」は発生すると考えましょう。

    

AIの精度は、利用する「録音環境」に最も大きく左右されます。

具体的には、以下の3つの要素で精度が変動します。

   

  • 1. 「ノイズ」の多さや「マイク性能」 雑音が多い場所や、PC内蔵マイクではなく専用マイクを使うかで、精度は劇的に変わります。    

  • 2. 「専門用語」や固有名詞の多さ 一般的なAIは、社内特有の用語や商品名を誤認識しやすい傾向があります。    

  • 3. 話し方(早口、発言の重複) 早口すぎたり、複数人が同時に話したりするとAIは混乱します。

     

これらの課題に対し、多くのツールでは「辞書登録機能」でAIに専門用語を学習させられます。 まずは「無料トライアル」を活用し、自社の会議環境でどれくらいの精度が出るか実測してみることを強くお勧めします。

    

Q2. スマートフォン(アプリ)だけでも利用できますか?

A. はい、多くのAI議事録ツールが「スマートフォンアプリ」(iOS/Android)を提供しており、スマートフォン単体での利用が可能です。

この「利用シーン」として最も便利なのが、「対面会議(オフライン会議)」です。スマートフォンを会議テーブルの中央に置いて「録音」を開始するだけで、ボイスレコーダーのように手軽に「リアルタイム文字起こし」を行えます。ただし、以下の3点に注意が必要です。

                   

  • 1. 「マイク性能」への依存 スマートフォンの「マイク性能」や置き場所によって、音声認識の精度が大きく左右されます。

  • 2. 「機能制限」の可能性PC版(Webブラウザ版)」と比較し、アプリ版ではテキストの「編集機能」や詳細設定に一部「機能制限」がある場合があります。

  • 3. 「データ同期」の活用 スマホで録音した内容はクラウド経由で「データ同期」されるため、出先で録音し、オフィスに戻ってからPCで清書する、といった使い分けが最も効率的です。

             

Q3. 情報漏洩のリスクはありませんか?セキュリティは大丈夫?

A. 会議の「機密情報」を外部のAIサービスに預けるため、「情報漏洩リスク」に関する懸念は最も重要です。

対策のレベルはツールによって大きく異なるため、導入前の確認が必須です。

    

法人利用において最低限確認すべき、セキュリティ上の3つのポイントを紹介します。

    

  • 1. 「ISMS認証(ISO27001)」の有無と「データの暗号化」ISMS認証」は、情報セキュリティ管理体制が国際規格に準拠している客観的な証拠となります。 また、通信経路や保存データが適切に「データの暗号化」で保護されているかを確認します。

  • 2. 「データ保存場所」と「アクセス制御」 入力したデータが国内サーバーに保存(データ保存場所)されるのか、海外サーバーなのかは、法務上の懸念点となり得ます。 誰がそのデータに触れられるのか、厳格な「アクセス制御」が行われているかも重要です。

  • 3. データが「AIの学習データ」として利用されないか 会議内容がベンダーの「AIの学習データ」として二次利用されないか、必ず確認が必要です。 もし利用される場合でも、それを拒否する「オプトアウト」の選択肢が提供されているかが判断基準となります。

           

これらの点を、必ず自社の「セキュリティポリシー」(情報管理規定)と照らし合わせ、法務・情報システム部門に確認してから導入を進めてください。

    

Q4. 会議の途中からでも利用開始できますか?

A. はい、多くのAI議事録ツールは、会議の「途中参加」や「録音開始」に対応しています。 ただし、ツールの「仕様」によって操作が異なるため確認が必要です。     

最も重要な注意点として、AIは「録音開始」ボタンを押した瞬間からの音声しか認識できません。 それ以前の発言を「さかのぼって」文字起こしすることは不可能です。    

具体的な開始方法は、主に以下の2パターンに分かれます。

  • Web会議ツール」利用時:ZoomやTeamsにAIを「Bot参加」させる形で、途中から招待します。

  • 対面会議」実施時:「スマートフォンアプリ」を起動し、その場で録音を開始します。

どちらの場合も、開始以降の会話は「リアルタイム文字起こし」されます。

    


🚀 まとめ:AI議事録作成ツールを導入し、面倒な作業から解放されよう

AI議事録作成ツールの導入は、単なる「工数削減」を超え、「働き方改革」を推進する強力な一手となります。 この記事で解説した内容を活かし、面倒な議事録作成業務から解放されましょう。      

成功の鍵は、以下の3ステップを踏むことです。      

  • 1. 導入による価値の明確化 AIによって捻出された時間を、企画立案などの「コア業務」に充てることで、チーム全体の「生産性向上」と「会議の質」の向上を目指します。      

  • 2. 「選定ポイント」の再確認 自社の「導入目的」(精度重視か、要約機能か、セキュリティか)に立ち返り、最適なツールを見極めることが失敗を防ぎます。    

  • 3. 「無料トライアル」からの開始 多くのツールは「無料トライアル」を提供しています。まずはコストをかけずに、自社の会議環境で精度や操作性を試し、「業務効率化」への第一歩を踏み出してください。

      

この記事の著者AsoAsoWONQ株式会社 システムエンジニア。 2024年12月にWONQ株式会社に入社。 入社後建築企業向け業務システムや塗装企業向けの基幹システムの構築など主にバックエンド側のシステム開発に従事。 現在はフロントエンドについて学習中。 プロフィール画像から分かる通り某対戦アクションゲームではカービィを使っている。
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